• SPEED SHOW vol.2: who the fuck do you think you are talking to?

    Posted by Aram Bartholl on 07.11.10

    SPEED SHOWの第二弾、who the fuck do you think you are talking to?はウィーンで開催された。会場として使われたKaukas Handyも良い店なので、今後ウィーンに訪れる機会があったら是非。参加してくれた皆とアーティストに感謝!Superbertramのサポートにも。次回のSPEED SHOWをお楽しみに!

    SPEED SHOW vol.2: who the fuck do you think you are talking to?

    幅広いポップ・ネットアートのセレクションと、そしてよりパフォーマンスとしての表現にフォーカスした作品群と共に、第2回目のSPEED SHOWが開催される。ウェブ上でのインタラクションとコミュニケーションは、一種のパフォーマンスと捉えることができる。例えばFacebookは大衆による一種のパフォーマンス・ピースと言えるのではないだろうか。クラシックなネットアートでは、インタラクティビティが重要な要素だった。しかし近年、異なる分野を基盤とするアーティスト達がパフォーマンスとディジタルな介入行為の要素をネットアートの世界に持ち込み始めている。いくつかの作品では、ピクセルを表示するスクリーンそのものが”揺らぎ”の対象となり、そしてまたいくつかの作品ではコード自身、もしくはヒステリックな大衆の手により「パフォーマンス」が発生する。

    特に60年代から70年代にかけて、オーストリアのアートシーンはその挑発的なパフォーマンスや公共空間への過激な介入行為で名を馳せていた。SPEED SHOW vol.2: who the fuck do you think you are talking to?は、ウィーンのローカルなアーティスト達と世界中のプログラマー、そしてネットの世界の反逆者達をミックスし、政治的なアクティヴィズムから身体的インタラクション、ネット上のパフォーマンスアートまで、幅広い作品群を提示する。

    Aram Bartholl 2010
    _____________________________________

    参加アーティスト:

    QR-Nymphae // Game Fashion 2.0, QUICK-READ-Code Camouflage Collection // The Naked City voyeur surveillance!
    Margarete Jahrmann, Renate Christian (AT)
    2009

    “Coded Fashionは、携帯電話で読み取ることのできるファッションだ。シルクやリネンにメッセージが隠されている。登場するバンド“Who Killed Bambi?”の曲は、レジス・ドゥブレの思想を参照している。特にこの曲が提示する「イコノロジー」というキーワードは、QRコードにエンコードされたパターンと一致する。これらのゲームファッション・パターンは、バンドにアーバン・カモフラージュドレスを提供する。バンドのファンが掲げる携帯電話の画面の中では、各々のパターンはボッティチェッリの美のアイコンに置き換えられるのだ[…]。” 2009年の12月にウィーンのVolkstheaterで行われた、“Who Killed Bambi?”とのサウンドアートパフォーマンス。

    You talking to me?
    JODI (NL/BE)
    2010

    この非常にミニマルなアプローチを通して、JODIはインターネットの重要なナビゲーション手段であり続けたURLが静かに消えつつあることを指摘してみせる。Google Chromeの登場以降、ウェブブラウザのアドレスバーは検索フォームに取って代わられつつある。また、Appleが主導するアプリの世界では、ウェブサイトのアドレスやページ構造は巧妙に隠されてしまっている。これら5つのURLは、ある種ヒステリックなやり方で、『タクシー・ドライバー』におけるロバート・デ・ニーロの有名なダイアログ––映画のクライマックス、鏡の前でのスキゾフレニアックな独白––を”再演”している。

    16 Attempts to Draw a Straight Line on a Scanner
    JK Keller (US)
    2010

    JK Kellerは自身の作品においてしばしば、ピクセルにより表現されるデジタル画像とコンピューターの精度との関係性を取り上げる。本作品’16 Attempts to Draw a Straight Line on a Scanner’では、Kellerはスキャナーの精度に立ち向かっている。スキャンヘッドの動きをできる限り正確に手で追おうとする作業を通して、ペンのストロークはスキャナーとスクリーン、そしてアナログイメージとの間の多層的な構造の中に迷い込んでいるかのように見える。光と色とペンは一つに溶け合い、ピクセルの連なりは凍結された一瞬を可視化している。

    Shaved Bieber
    Greg Leuch (US)
    2010

    数々のアーティスティックなブラウザーアドオンの一つとして、Greg Leuchはアメリカのティーン・スター、Justin Bieberをローカルに検閲するプラグインを開発した。全てのウェブサイトから、Justin Bieberの名前と写真を消し去るのだ。Justin Bieberの人気故に、このFirefoxアドオンはウェブだけでなく、メディア上でも過剰な注目を浴び、Justin Bieberファンの憎しみを買うことになった。このtumblrは、世界中のティーンエイジャーからGreg Leuchに寄せられた憎悪のコメントやメールをひたすら紹介している。絶え間なく更新されるログは、このアートピースの重要な一部となった。

    HOW I USED YOUR CREDIT CARD TO PAY FOR THIS BOOK ONLINE
    Michael Marcovici (AT)
    2008/9

    “この本、『HOW I USED YOUR CREDIT CARD TO PAY FOR THIS BOOK ONLINE』に取りかかり始めたのは2008年の9月だった。これは匿名希望との仲間との共同作品であり、タイトルが端的に示す内容に関するエッセイになっている。この本は2009年の1月末、ヨーロッパの3カ国に住む100人により購入された。各々のコピーはナンバリングとサインが入っていて、増刷の予定は全くないので内容について知るには100人のうち誰かを見つける必要がある。[…]”

    openbook
    Will Moffat, Peter Burns, design: James Home (US)
    2010

    “Openbookは、Facebookが提供するサービスを使って一般公開されているFacebookの情報を検索する。プライバシーに関するFacebookの誇大広告と過剰に複雑な設定項目のせいで、多くのユーザーが友人に向けたメッセージを「全体」に公開してしまっているのが現状だ。ここでの「全体」はもちろん、地球上全ての人間を指す。意図しないプライバシー暴露は、大学入試や就職活動、そして保険加入の審査結果に大きな影響を及ぼす。僕たちはFacebookに何を望み得るだろう?プライバシー設定の内容を理解しやすくすること。その設定を勝手に変えたりしないこと。新規アカウントのデフォルト設定をプライベートにしておくこと。プライバシー設定をわかりやすくするのなんて、そんなに難しいことじゃないはずなんだけどね。”

    BP, listen up!
    monochrom (AT)
    2010

    アーティスト集団monochromは、挑発的な、そしてしばしば政治的なパフォーマンス、介入行為、ネット・アクディヴィズムによって知られている。彼らの頻繁なアウトプットと膨大な作品履歴(全てシリアルナンバーが割り振られている)は常に、実世界でのイベントとシンプルなウェブページベースのプロジェクト、そしてブログポストのミックスとして提示される。”BP, listen up!”において彼らは、画像とテキストのシンプルな組み合わせによりインターネット・ミームを引用し、ウェブ上でのパフォーマンスのあり方を提示している。

    Blogger Trainer Gym
    Evan Roth (US)
    2009

    ポップカルチャーとデジタルなライフスタイルを鮮やかに統合してみせるEvan Rothの作品群に、ブロガー向けのジムが追加された。アルファブロガーはポップスターだ。インターネットは頻繁かつコンスタントなアウトプットを要求するから、有名なブロガーであり続けるために、彼らは「速く」なければならない。身体を鍛え、ウェブの速度にペースを合わせるために、ブロガーはジムに通い続ける。今日のポストはもう済んだ?行け、ロッキー!

    Curating Youtube
    Robert Sakrowski (DE)
    2010

    Curating Youtubeは、Robert Sakrowskiのキュレーションによる展示プロジェクトだ。2010年の2月、Basso Berlinにて公開された。参加アーティストは、Youtube上のビデオを選んでグリッド上に配置することを求められる。作品は、2×2, 3×3, 4×4…のビデオサムネイルとしてユーザーに提示される。ユーザーのインタラクションにより個々のビデオが再生されることで、凍結されていた時間は解凍され、ビデオは独立にループし始める。

    8bitmachinima
    Gordan Savicic (AT)
    2007

    本作品では、Bizarre Love Trinagleの曲”Frente!”に合わせて、ゲームソフト『California Games』中の飛び降りシーンが2分に引き延ばされている。コモドール64のロービットなグラフィックは、スローモーションで提示されることにより隠されたポエジーを露にしている。ミニマルなドット絵を切ないBGMと組み合わせただけのこのYoutubeクオリティのビデオは、日々大量生産される高画質で大げさなCGムービーへの痛烈な批評になっている。彼は死んだのだろうか?

    Monkeyfy
    Michael Schieben (DE)
    2010

    “Monkeyfyは、顔検出を元に画像改変を行うパブリックなウェブサービスだ。ブックマークレットを使えば、ウェブ上のあらゆる画像を処理することができる。Monkeyfyは画像中の顔を検出して、それを猿の画像で置き換える。処理された画像は全て、twitpicのギャラリーで一覧することができる。”

    Superbertram
    Georg Schütz (AT)
    2007-2010

    “2007年の8月以来、僕は目に映る全てのものを24時間ストリーミング放送し続けている。全ての画像は消されない限りFlickrにアップロードされ続けるんだ。見たい部分をクリックしてくれ、自由にコントロールできるよ。僕はいつでも笑顔で放送を続ける。僕の真っ白な心の片隅には、プライバシーに関する心配が無い訳じゃないけどね。”

    Delicate Boundaries
    Chris Sugrue (US)
    2007

    “[…] 光でできた小さな虫がスクリーンから飛び出し、人間の手を這い回り始める。虫達が人間の身体中を這い回り、妙に親しげなやり方で人から人へと移動して行くのを見るうちに、彼らの存在は奇妙な実体感を持ち始める。リアルな世界に這い出したバーチャルな存在との接触は、オーディエンスに驚きを与えることになるはずだ。ますます多くのデジタル技術が身の回りにあふれるようになって、バーチャルとリアルの境目はどんどん曖昧になっている。Delicate Boundariesは、インタフェースやインタラクティビティといったものに対する我々の理解や期待を実に遊び心にあふれたやり方で提示してみせる。“

    FUCK YOU Cookie Performance
    Philipp Teister & Kim Asendorf (DE)
    2009

    “[…] ブラウザのCookieを受け取るのは一体どんな気分なのかを検証するために、僕たちはこれを実世界で再現することにした。かすかなプライバシー侵害として、観客達はうっかり僕たちの感謝の気持ちを受け取ってしまう。これは他人のポケットへの侵入行為であると同時に、実世界とバーチャルな世界がいかに関係しているかを示すデモンストレーションでもある。”

    Asylabwehramt / Asylum Defence Agency
    UBERMORGEN.COM (AT/CH)
    2010

    “Asylum Defence Agency (Asylabwehramt, AAbA) はDefence Office (Abwehramt, AbwA) およびFederal Asylum Officeの上部組織であり、Federal Ministry of National Defence and Sportsの下部組織である。この半匿名的かつ半自律的な組織は、亡命処理や人身売買の阻止、移民転換、そして余剰難民や亡命希望者への匿名対応に当たることが使命となっている。また、経済難民や帰化の事前審査や国外退去処分、国防のための移民調査も主な業務であり、対象者に精神的外傷を与えることを阻止し、官僚主義が彼らの障壁になることを阻止している。”

    Google Alarm (unreleased)
    Jamie Wilkinson (US)
    2010

    http://fffff.at/google-alarm
    “Google検索、Gmail、Google Docs、YouTubeはもはや生活に必要不可欠だ。さらに、今やほとんどのウェブサイトでGoogle AnalyticsやGoogle AdSense、そしてGoogleのサーバーでホストされたjavascriptライブラリーが使われている。Google Alarmは、ウェブブラウズ中にGoogleに何か個人情報が送られたら警告するFirefoxアドオンだ。”

    curated by Aram Bartholl

    その他の写真はここにある!

    The SPEED SHOW フォーマット:

    インターネットカフェを訪れ、店にある全てのPCを貸し切って一晩だけの展示を行う。全ての展示作品はオンラインで公開され(必ずしもパブリックなサイト上にある必要は無い)、一般的なプラグインがインストールされた一般的なブラウザで動く必要がある。パフォーマンス作品は一般的にインストールされているコミュニケーションツール(インスタントメッセンジャー、VOIP、ビデオチャット等)を使って行うことも可能。特製のソフトウェア(ブラウザアドオンを除く)やオフラインのファイルは禁止。インターネットカフェそのものを物理的に改造する行為も禁止である。展示は一般公開され、インターネットカフェの営業時間内に行われる。来店客は展示を楽しむのも普通にメールをチェックするのも自由。

    SPEED SHOWマニフェスト by Aram Bartholl 2010

    [元記事]

  • SPEED SHOWの作り方

    Posted by Aram Bartholl on 06.14.10 1. 友人のアーディストに出品を依頼する 2. インターネットで告知する 3. 地元のインターネットカフェを貸し切る 4. 一晩限りのポップ・ネットアート展を開催する SPEED SHOWはオープンフォーマットなのでどんどんこれに続け! SPEED SHOWマニフェストはここにある。 先週の金曜に行われた記念すべき最初のSPEED SHOW vol.1 : TELE-INTERNETは大成功だった!

    期待していたよりも多くの(そして大事な)観客が来てくれたよ。ネットカフェのオーナーは驚いていたけど、気に入ってくれたみたいだ(年間契約を結んでくれたよ 笑)。出展作品の詳細は公開していなかったから、ここで全てを紹介する。 写真はKucによるもの。ありがとう!全ての写真はfflickrで見れる。Jon CatesJohannes P Osterhoffの写真もチェック! SPEED SHOW vol.1: TELE-INTERNET Friday 11th of June 2010, 21:00 – 00:00 Kottbusser Damm 103, Berlin 参加作家: MOAR!!! MAKE PAPER DANCE GIF GLITCHEEESSS (for J.Mack, J. Satrom & N. Briz) HTML,

    But your, quite label my Amazon the products discount viagra a in dish. At wouldn’t not yesterday http://cialistadalafil-onlinerx.com/ really blades really nails give-a-way! I after beard an.

    埋め込みスクリーンキャプチャ・ビデオ 720×486 px, Jon Cates (US) 2010 MOAR!!! MAKE PAPER DANCE GIF GLITCHEEESSSはある日Twitterで交わされた3人の友人との会話を元にしている。デジタル・パンク/ローバイトスタイルで知られるJon Catesは、友人達のポストへの返信としてウェブサイトのリミックスを作成した。友人達がポストした数多くのアニメーションGIFはビデオに、カラーのピクセルはコピー風の白黒のテクスチャに、オーディオはアブストラクトなノイズに変換されている。 Nervous News HTML, iframe Constant Dullaart (NL) 2010 Nervous Newsは、GoogleやBBCニュース等の著名なウェブサイトを改変するConstant Dullaartによるシリーズ作品の新作。BBCのサイトをiframe経由で読み込んだ上で、「ナーバスな」ニュースの表示を行う。 Education of the Noobz HTML, mp3, ogg, flac, paypal Dragan Espenschied (DE) 2010 Dragan Espenschiedによる、現代ホームコンピューター音楽。Dragan Espenschiedはその前衛的かつ必然的な8ビット作曲作品で知られている。彼が新しく発表する音楽サイトNoobzは、素人風のHTMLとカスタムされた音楽再生インタフェース、そしてその簡素な見た目の裏に隠された高度なコードで構成されている。 Thumbing YouTubeコメント JODI (NL/BE) 2010 Thumbingは現在進行形のYouTubeへの介入行為である。ここでは、YouTube上のビデオコメント機能がアーティスト・グループJODIによりパフォーマンスツールとして転用されている。ウェブカメラのすぐ近くで2〜3秒間親指を立てる行為により、ビデオ共有の独占企業は全く役に立たない膨大な数の”Poke”に埋め尽くされる。パフォーマンスはランダムに選ばれたYouTube上の短い動画へのレスポンスとして行われており、これら大量のぼやけた肌色のビデオは、YouTube上で日々投稿されるオーディエンスのやかましい反応を想起させる。 Kopyfamo HTML, ユーザーコンテンツ, PHP, fflickr, Geraldine Juarez (MX) 2009 Geraldine JuarezによるKopyfamoプロジェクトは、アップロードされた画像に著名な通信社の透かしを追加するインタフェースを提供する。ブランドロゴを挿入する透かしの本来の目的は画像の商品価値を守ることにあるが、ここではJuarezによりその意味を転覆されている。AFPやGetty Images、ロイターなどのサイトには透かしが挿入されたVIPやポップスターの画像が数多く存在し、画像中の透かしはそこに写る人物の重要さを保証しているとも言える。Kopyfamoは一般の写真に透かしを挿入することで、ユーザーがインスタント・セレブリティを作り出すことを可能にしている。 Web****** (unreleased piece) Firefoxアドオン, JavaScript Tobias Leingruber (DE) 2010 Tobias Leingruberは、アーティスティックなFirefoxアドオンを集めたArtzillaでの活動により知られている。Webmarkerは彼の最新未公開Firefoxアドオンであり、全てのウェブサイトをタギングのキャンバスにしてしまう。「ウェブにマーキングして皆に公開しよう。Webmarkerアドオンを使えば、全てのウェブページに落書きをしたりノートを取ったりすることが可能になる。”Street Mode”を有効にすると、他のユーザーが描いたデータがウェブブラウジング中に表示されるようになる。Webmarkerアドオンは、GMLデータベース000000book.comに完全に統合されている。」 Midnight HTML, Java, GIFアニメーション Olia Lialina (RU) Dragan Espenschied (DE) 2006 Google mapsにおけるズーム/パンの古典的インタフェースが、ここではGIFアニメーションの花火に作り替えられている。黒い背景に浮かび上がる十字のシンボルは、マウスで触れるごとに顔文字や花、ハートで彩られ、この巨大な独占企業のインタフェースに隠された美しさを見せてくれる。Olia LialinaとDragan Espenschiedは、インターネットのアマチュア・カルチャーにかけては無敵のエキスパートだ。 Suicidemachine 埋め込みスクリーンキャプチャ Moddr [Walter Langelaar (NL), Gordan Savicic (AT), Danja Vasiliev (RU)] 2009-2010 Moddrは2009年の秋、素晴らしいタイミングでSuicide Machineという名のウェブサービスをスタートした。あれ以来、Facebookは不調の真っ直中にあり、メインストリームのメディアではソーシャルネットワークとプライバシーに関する議論が未だに続いている。Suicide Machineプロジェクトは、企業風の良くできたウェブデザインと風刺の効いたビデオの組み合わせにより、このプライバシー侵害とマーケティングに支配されたソーシャルネットワーク独占社会に対する大変洗練された批評を提示している。 Fakebook HTML Johannes

    P Osterhoff (DE) 2010 「Facebookを通して、誰もが簡単に僕のことを見つけられるし、Eメールの代わりにFacebookを使う人も多くなっている。僕はこの風潮が気に入らないし、Facebookという名のゲーテッド・コミュニティに毎日入り浸るのはごめんだ。[….] 古い知人達が僕の名前をGoogleで検索するとFacebookのページが最初に見つかるらしく、僕自身のウェブサイトや古き良きEメールではなく、Facebookを通してコンタクトを取ってくる。そこで僕は、Facebookのページに良く似たシンプルなウェブサイトを自作してGoogleの検索結果に現れるようにしたんだ。僕はこれをFakebookと名付けた。」 Animated Gif Mashup – Dance Sequence #001 HTML, PHP, Java, 長ーーいURL Evan Roth 2010 カスタマイズ可能なGIFマッシュアップエンジン。ポップ・ミーツ・GIF・ミーツ・ラップ。Evan Rothの作品は常に、ネットとオープンソースとポップカルチャーの高度に洗練されたミックスになっている。しばしば非常にミニマルな構成で作られるウェブベースの作品においても、彼はこれら全ての要素をピックアップしている。ビジュアルと音楽の手の込んだミックスに加えて、Dance Sequence #001はGIFアニメの配置を全て記述した非常に長いURLも一つの特徴になっている。 superfreedraw HTML, Java Ralph Schulz aka rgb3000 (DE) 2010 Super free drawは、素晴らしくミニマルで、かつソーシャルなコラボレーションが可能なドローイング・プラットフォームだ。匿名ユーザーは1ピクセル幅の黒いペンを使い、無限のデジタル・キャンバスに自由に書き込むことができる。一度描いた線を消すことは不可能で、他のユーザーにいくらでも転用され得る。Super Free Drawはソーシャル・ウェブの暗黙のルールを可視化して見せ、ほとんど物理的と言ってもいいようなコラボレーション体験を作り出している。 You’re Not My Father HTML, 埋め込みビデオ 720×480 px Paul Slocom (US) 2008-2010 「このビデオ・プロジェクトはテレビドラマ『フル・ハウス』の10秒ほどのシーンを再現したビデオと、オリジナルのBGMを元にしたループ音源によって構成されている。10人の撮影クルーはCraigslistを通して募集し、彼らへの謝礼(一人150ドル)はNew Radio and Performing Arts, Inc.の出資によって支払われた。Austin, Cincinnati, Chicago, Dallas, Denton, London, San Franciscoなど多岐に渡る土地からのスタッフがプロジェクトに参加した。」 [元記事]

  • SPEED SHOW

    Posted by Aram Bartholl on 06.08.10

    SPEED SHOW のフォーマット:

    インターネットカフェを訪れ、店にある全てのPCを貸し切って一晩だけの展示を行う。全ての展示作品はオンラインで公開され(必ずしもパブリックなサイト上にある必要は無い)、一般的なプラグインがインストールされた一般的なブラウザで動く必要がある。パフォーマンス作品は一般的にインストールされているコミュニケーションツール(インスタントメッセンジャー、VOIP、ビデオチャット等)を使って行うことも可能。特製のソフトウェア(ブラウザアドオンを除く)やオフラインのファイルは禁止。インターネットカフェそのものを物理的に改造する行為も禁止である。展示は一般公開され、インターネットカフェの営業時間内に行われる。来店客は展示を楽しむのも普通にメールをチェックするのも自由。

    SPEED SHOWマニフェスト by Aram Bartholl 2010

    SPEED SHOW vol.1: TELE-INTERNET

    2010/6/11 (金), 21:00 – 00:00

    Kottbusser Damm 103, Berlin (地図)

    以下のアーティストが新作/近作を展示予定

    – Jon Cates (US)
    – Constant Dullaart (NL)
    – Dragan Espenschied (DE)
    – JODI (NL/BE)
    – Geraldine Juarez (MX)
    – Tobias Leingruber (DE)
    – Olia Lialina (RU)
    – Moddr (NL/AT/RU)
    – Johannes P Osterhoff (DE)
    – Evan Roth (US)
    – Ralph Schulz (DE)
    – Paul Slocom (US)

    Curated by

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    Aram Bartholl

    キュレーターによる宣言文:

    ネット・アート・イズ・デッド?ポップ・ネット・アート万歳!

    90年代初頭、インターネットが広まる上で重要な役割を果たしたウェブブラウザは、この20年間でほぼ成熟の域に達したと言える。技術革新やオープンスタンダードの制定、そして多くのオープン・ソフトウェアの力により、ブラウザは非常に強力なツールになった。近い将来、ブラウザはOSに取って代わり、クラウド環境のアプリケーション以外のものは必要無くなるようにも思える。

    Facebookのユーザー数が5億人を突破するようになった今、我々は「ネットアート」というものを再考する必要がある。これまでのネットアートはメディアアートのバブルの外側に出る術を持っていなかった。90年代初頭の時点でもブラウザは素晴らしいキャンバスだったが、現在はさらに多くのことがブラウザ内で可能になっている。ここ5年位で、インターネットは完全にメインストリームに躍り出た。ソーシャル・ウェブはその力を完全に発揮するようになり、数億人のユーザーの日常生活の一部になった。日々やり取りされる大量のリアルタイム情報は一般のメディアや政治にも影響を及ぼすようになりつつある。

    オンラインで公開されるアート作品の潜在的なオーディエンス数は、現在非常に大きくなっている。技術的障壁やアクセス数と帯域幅の限界、スキルの欠如はもはや言い訳にならない。インターネット・ミームが氾濫し、YouTubeの人気ビデオが1日で2000万ビュー以上を記録するような時代において、アーティストはウェブというものを新たな視点で捉え直す必要がある。新世代のクリエイター達はネットアートの概念を次のステージに移行させている。ポップ・ネットアート(Aram Barthollによる造語、2010年)はソーシャルウェブのモノポリーと柔軟性の高いオープンソフトウェア、そしてインターネットのミームとポップカルチャーの影響の元で姿を現した。F.A.T.ラボメンバーを含む数多くのプログラマーやデザイナー、アーティストが、ポップ・ネットアートの分野で成功を示している。クラシックなネットアートは今や、ウェブ・アクティヴィズムやDIY哲学、共有文化、オープンソース信仰の影響の元で最新の技術とともに引用・リミックスされるようになっている。

    第一回目のSPEED-SHOWは、著名なネットアート作家から新世代のウェブ・プログラマー、そしてウェブの反逆者まで幅広いセレクションをお送りする。YouTubeへの介入やソーシャルウェブ批評、ピクセル讃歌、GIFアニメなど、12の作家が様々な新作・近作を発表する。

    ネットアートは死んではいない。君の家の近くのインターネットカフェに活動場所を移しただけさ。さあパーティの始まりだ!

    Aram Bartholl 2010

    [元記事]

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